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カッターとわたし

カッターとわたし

人の目ではありません。

紙製品の仕上がりに大きく影響する「紙の目」のお話をここではしています。

布には、繊維の編んでいる方向で織目があります。

畳にも、編んだ時に織目があります。

ダンボールにも裂ける方向があります。

紙にも目が存在します。

例えば、新聞紙が簡単に綺麗にさける方向があります。

それは、目に沿って切っているからです。

紙目とは、紙の繊維が並んでいる方向のことを言います。

その繊維が紙幅の狭い方から長い方向へと流れている場合をタテ目、その逆、紙幅の広い方から狭い方へと並んでいる場合をヨコ目と呼びます。

殆どの紙には「紙目」と言うものがあり、本やポスター、貼箱などの紙器など様々な紙製品にとって、とても重要です。 

それは作成時における作業行程上の問題であったり、商品となった時点での使い勝手に大きく影響するのです。

例えば本のページはヨコ目になるように製本されているのですが、これが逆だと大変めくりにくくなってしまいます。 

この様にほとんどの紙製品は紙目を意識して用紙が選択されています。

製紙メーカーの機械(抄紙機)によって紙が漉(す)かれる時、その原料の繊維は送り出されるその進行方向にそって並びやすくなっています。

つまり漉き上がった紙目はほぼ一定方向で巻き取られて大きなロール状になっています。

そのロール状の紙は断裁方法によってタテ目の紙となるか、ヨコ目となるかが決まります。

紙目を簡単に調べる方法。

◆破いてみる・・・簡単に紙目が分かります

真っすぐに裂ける・・・・紙目に対して裂くと真っ直ぐに裂ける。

曲がって破れる・・・・・紙目に逆らうと破れる。

◆湿らす・・・・裂く事が出来ない紙等はこの方法で。

湿らせたり、破いてみたりすると、その紙目が分かります。

まず紙を湿らせてみると、すぐに紙が反り上がってきます。

反り上がる原因は、湿気を帯びると目の方向に向かってはあまり伸びず、逆の方向には大きく伸びるのですが、その伸び率の差が反りとして現われます。


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