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南極での段ボール

南極大陸では、日本を始めいくつかの国が調査研究のために施設を置いて交代で常駐し、観測や実験などを繰り返しています。段ボールは、食糧をはじめ調査研究備品や身のまわり品など、物資の輸送が必要な南極観測には欠かせないコンプ資材です。軽くて丈夫なうえ、効率もよく、そのまま保管もできる段ボールは、貴重な収集物の保護輸送にも用いられています。使用済みの段ボールは折りたたんで日本に持ち帰り、リサイクルされています。
多くのスタッフが関わる南極観測には、南極観測船に乗って現地に向かう班とは別に、輸送部隊も別ルートで南極に向かいます。長い船旅になるので、強化段ボールあるいはプラスチック段ボールでの発送が必要になります。船便で送る荷物はキャンプ・調査道具など、重量の大きな物資になります。一方食料は,赤道経由でゆっくり運ばれる船便というわけにはいきません。料金は少々高くても航空便で輸送することになります。送る食料はほとんどフリーズドライですので,重量はそれほどでもなく、料金の負担は少なくてすみます。南極では、普通のダンボールだと濡れて駄目になってしまうので,特注の「プラダン」を使います。
南極観測で使われる段ボールは半端じゃありません。採取したサンプルを入れる段ボールだけでも観測所の通路に壁ができるほどになります。物資を運ぶ段ボールは実に大型トラックに3台分!南極観測に段ボールはなくてはならないものなのです。今日も南極では貴重な資料が入った段ボールが観測所に置かれています。


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ダンボールを送る方法には、トラックで陸を走る、飛行機で空を飛ぶ、船で海をわたる