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建築資材と段ボール

建築資材の梱包にも多くのダンボールが使われています。最近では大型の梱包資材通して十分耐えられるよう、強化ダンボールも開発されてきました。しかしダンボールは建築資材を梱包するものだけでなく、建築資材そのものにも応用されています。セルロースファイバーと呼ばれる断熱材には、ダンボールなどの古紙が含まれています。環境問題に積極的な取り組みをしているドイツの家の断熱材は、2×6の壁に2×4の壁を組み230mmの厚さのセルロースファイバーがぎっしり。さらに、外側を木質パネルの3重貼りで柱から熱が伝わるのを防ぐヒートブリッジ対策の外張り断熱。この仕様が今、ドイツでは人気があるようです。アメリカでも前は日本のエコポイントのような補助金もあり、このセルロースファイバーはかなり普及してきています。
断熱材を使う事により、気密性・断熱性がUPするのですが、今度は結露の発生を防ぐことが必要になってきます。そこで野地下地材(屋根下地)と屋根の断熱材の間にスペーサーとして段ボールを入れ、屋根から伝わってくる熱を屋根換気口から、排熱をさせようというわけです。ダンボール素材なので、湿気の排出もOK。おかげで機密性を保ったまま、結露を防ぐことができます。製品は日本製のものですが、この考え方はヨーロッパで発達した考えのようです。軽くて加工しやすいダンボール素材の建築材は今後も研究されていくでしょう。現在は耐火性能については問題点もありますが、表面加工など新たな研究開発が待たれます。


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ダンボールを送る方法には、トラックで陸を走る、飛行機で空を飛ぶ、船で海をわたる