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古紙段ボールは国際取引商品

ダンボールとなる古紙は重要な資源です。日本ではダンボールのリサイクルが確立していて、一般のゴミとして出される部分も古紙業者に回収され、再度ダンボールの原料として利用されています。世界的に見ると、リサイクルが十分に確率最低な行くにもあり、古紙は国際取引商品になっています。とりわけ中国は古紙の純輸入国で、日本から輸出される古紙の多くは中国に輸出されています。また、中国での需要が高いため、高値で取引され、古紙の価格をつり上げている要因になっています。日本では、10年前までは古紙と生産されるダンボールの需要は均衡しており、国内で完全に循環していました。しかし、回収率は上がったものの、OA化によって利用される量が減少し、生産量も落ち込んできたので、使い切れなくなった古紙が輸出されているという構造になっています。ダンボールの利用が減少したのは、家電製品や農産物の生産が海外に移転してきたことと深い関連があります。海外で生産された商品とともに段ボール箱が輸入され、それが国内で回収されるので、古紙が余ってくるというわけです。日本での段ボールの古紙利用率は90%を超える、リサイクルとしては優等生です。ダンボールと古紙の需給バランスを考えると、輸出による需給調整がこれからは必須になってくると考えられます。一方、古紙の価格は高止まり傾向にあり、国内のメーカーではコスト負担が大きくなっていて、経営的に厳しいところも出てきています。


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ダンボールを送る方法には、トラックで陸を走る、飛行機で空を飛ぶ、船で海をわたる