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輸送包装の条件

ダンボールは日本国内に限らず、世界各地で使用されています。輸送用のダンボールについて、日本では強度や耐水性など、必要最小限の規定がJIS規格で定められているだけです。世界をみてみると、ISOが国際標準として規格を定めています。ISOは様々な規格を規定していますが、ダンボールについての規定はISO4180です。①輸送距離2,500km以上(悪路や荷扱い環境が悪い輸送も含む)②国内外長距離輸送、通常の輸送環境 ③輸送距離200km以下の3段階で評価されることになっています。試験は、一般的な貨物の場合、落下、圧縮、振動という負荷を荷物にかけ、それを2回繰り返すことになっています。
国際基準とは別に、ヨーロッパではENという規格があります。欧州標準化委員会によって承認・制定された規格です。EN1552がダンボールに関する規格です。小口の24時間以内配送貨物の場合は、「前処置→振動→落下(1回目)→落下(2回目)」となっていて、ISOよりは軽くみられがちですが、落下試験の条件は厳しく、1個の貨物について1回目は1.5mから6面すべて落下させる必要があり、2回目には最低30cmからすべての角落下(8箇所)について評価されます。アメリカでは、ASTMという規格があります。100年を超える歴史を持つ米国標準化機関で評価されている規格です。ASTM D 4169というのがダンボールに関する規格です。輸送中の要因別(荷扱い、積み重ね、振動、気候など)に10種類の試験が規定されています。他にはGBという規格が中国にあります。


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ダンボールを送る方法には、トラックで陸を走る、飛行機で空を飛ぶ、船で海をわたる